2024.07.20 居住不動産購入と資産運用は似て非なるものだ。 前者は「衣食住」という人間生活の根幹に関わるものだが、「資産運用」は将来の不安解消の「間接的手段」にすぎない。 つまり住居は必須、後者はやるのが望ましい程度のもの。 私は、前者は賃貸、後者重視というのは特殊能力者以外あり得ないと思う。 大木
2024.07.20 若い頃なけなしの金で株投資をしたら株価が1/3になり寝ても覚めてもそれが頭から離れなかった。 私の師匠は学生時代に株で多額の含み損を抱えた時、電車のホームに立つ度に自殺が頭をよぎったそうだ。 株で大負けした経験がない人も多いが、含み損を抱えた辛さが想像以上である事は指摘しておきたい。 大木
2024.07.20 伝説の機関投資家である清原達郎氏の「わが投資術」: それにあやかって安易に似た行動を取ろうとしてる人が多い。 しかしその再現は絶対不可能と思う。 彼でさえ何度も瀬戸際に追い込まれそれを強い信念で耐えた事が勝因で、銘柄は二の次。 彼と同様の経験をしたら99%の人が身体か心が壊れる。 大木
2024.07.20 個人が株式投資する際のリスク許容度について「年収や資産の◯割」等と言われる。 しかしリスク許容度は個々人で異なり、各人固有のリスク許容度は実は大きな損失の計上時に判明する。 常にその事が気になり何も手につかないなら、既にその人のリスク許容度を超えている。その事に早く気付くべきだ。 大木
2024.07.01 日本人による現在の外貨建て資産への積極投資は、もはや 「日本からの意図せざるキャピタルフライト」 の様相を呈している。 日本政府には、「中国のような一党独裁の国と同様の資金逃避が起きている」くらいの危機意識が必要ではないか? 「意図せざる」が「意図する」に変わらない事を祈る。
2024.06.30 良い話なので個別名を挙げるが、かつて大成建設の新築マンションの内覧会で、指摘事項は軽微な2-3箇所しかなく、その施工の質の高さに感服した。 一方、某中堅ゼネコン施工のマンション内覧会では、指摘事項が施工途上箇所を含め50箇所以上もある酷さ。 マンションは、施工会社でも選ぶべきと痛感。 大木
2024.06.30 日経「風見鶏」記事: ドイツ企業が首相同行で手渡した要望が中国で即実行され「さすが『人治」の国」と感心…。 馬鹿じゃないの?共産党独裁だからできるんだろ。ドイツは自分が支援するウクライナの敵国ロシアを支える中国に尻尾を振って喜んでる。 この節操のなさがドイツ、ひいては欧州の本質。 大木
2024.06.30 本日の日経「春秋」記事: エアコン故障の際の苦心は、私も完全に同感だ。 だからこそ、「人」による親身のサービスが身に染みて有り難く感じる。 マンションでの同様の問題の発生時、管理会社やコンシェルジュが頼りになる事が多い。 戸建て価格の低迷、マンション価格の高騰の一因かも。 大木
2024.06.28 今の脱炭素の流れは、後で振り返ると、お人よしの国が資源のアクセスを失う契機になってるかも。 お人よしの国では、高額の資源の輸入を迫られて経常収支悪化と物価高を招き、資源国との対比で長期のインフレと通貨安に悩まされよう。 今の円安が、日本の「お人よし国家」入りを象徴してるなら深刻。 大木
2024.06.28 燃料不足で国内航空便に影響: 労働力を含む様々なモノや資源の不足と、それに伴う幅広い産業での供給不足がインフレの主因である。 このように供給制約が顕著なインフレ時は、金融引締が供給制約を悪化させる。その意味で、経済学的に必ずしも正解ではない。 FRBは大きな間違いを犯していないか? 大木
2024.06.11 「AIでも響かぬアップル株」記事 豊富な資金と人材を抱えながらオープンAIに頼る姿に、落日入りを感じさせる。 コンビニの落日は一部製品安売りから始まった。 端末不要の通信が確立した時、アップルの落日は確実なものになる。 オルカンはこれから「GAFAM+TN」の脱落合戦に戦々恐々となろう。 大木
2024.06.11 某証券会社が超強気のSHIFTレポートを発行。従業員数が前期末11895人から、3年後に約25000人まで増え単価も毎年増の予想。 最も重要な論点が「優秀なエンジニアを多数採用できるか?」で、人手不足の中、それを容易に達成できる前提で根拠もなし。 25000人は野村證券や三井不動産並だがさて? 大木
2024.06.02 今後の都政に求めたい事 ・日本企業がNvidia等の企業に世界で勝つための基盤強化 ・治安悪化を伴わない少子化対策(シングルマザーの社会的容認や多様な婚姻形態容認) ・個人の実質所得と実質資産の倍増 ・企業と提携した幼少期からの実務教育 ・芸術家の社会的地位向上 ・動植物との共存重視 大木
2024.06.02 7月の都知事選を控え多くの有権者が投票したい候補者の不在に悩み候補者の消極的選択をせざるを得ない状況にある。 高名で実績のある経営者や経済実務家の方、出馬して頂けませんか? 切に願います。 現在の政治ではどんな政策においても経営的視点が求められるが今の候補者にその力があるか疑問だ。 大木
2024.05.30 米国の議決権行使助言会社ISSがソフトバンクGの孫社長の取締役選任議案に反対を推奨: 二次元の世界の住人が四次元の住人の動きにNOと言うようなもの。 30年後の未来を考えてる経営者に、1-2年利益が出ない事の文句を言う子供のようだ。 私のファンドはISSの助言を参考にするどころか無視している。 大木
2024.05.29 金利上昇は、一般論としてグロース株に不利に働く。 ただ、私が腑に落ちないのは、日本のグロース株は欧米の金利上昇で一度大きく下げている。そこからほとんど回復していない中で今度は自国の金利上昇で下げるのは、二重計算ではなかろうか? この疑問に納得いく回答を示した人に出会った事がない。 大木
2024.05.28 銀座の永井画廊で、AIを使った作品展が開催中。 AIに何らかの指示をして作品が生まれるとのことだが、迫力ある作品に驚いた。 私のように絵が下手な人間でも、ユニークな発想ができれば、AIを活用して作品が作れるとなれば、大変夢のある話だ。 未来の芸術家は、AIのような参謀が不可欠になるかも。 大木
2024.05.26 日本株の今期減益ガイダンスが話題。 「慎重」とも言えるが、前期決算時にはもっと意欲的な見通しが企業から示されていた点には注意が必要。 自社株買い・増配の水準引上げも今期がピークでは? 今年後半頃から、約3年ぶりに、真に経営力・成長力を有する企業とそうでない企業の差が鮮明になろう。 大木
2024.05.26 銀座のルイヴィトンやロレックス売り場に、外国人が並んでいるのを日々目にする。 高額品であればあるほど最近の円安で、外国人が日本で買うメリットは高まる。 円安は心外だが、高額品の代表格である日本の都心不動産についても、目には見えない外国人の長蛇の列が形成されているのだろう。 大木
2024.05.26 「現代アート、マネーと共鳴」記事 私が信頼する絵画バイヤーは、20-30年前は草間彌生氏の絵も数十万円で購入できたと語る。 どの作家の作品の資産価値が上がるかは予測困難だが、自分が惚れた作品を買えば日々幸せな感覚を味わえる。 私は資産価値を考えず自分が好きな作品を買うようにしている。ちなみに、私が買うのは、基本的には単価100万円以上の巨匠の作品ではなく、それ以下の価格の若い方を含めた現代作家です。 先日買ったのも、初展示の作家さ…