2024.02.14 サッポロHD 都心不動産の売却検討: 愚策だと思う。もはや不動産業は酒業と同様に主力事業。それを売却してどうする? 「選択と集中」を錦の御旗に、不動産売却を迫る輩がいるが、他の製造業を見ろ。複数事業が柱である会社の業績好調が目立つよ。 好立地不動産は売ったら2度と取り返せない。 大木
2024.02.13 2月も日本株は全体として好調。 しかし、個別では違う姿も。 TOPIX構成銘柄のうち今月上昇は870銘柄と、全体の約4割しかない(前場終値ベース)。 最近の上昇相場は、特定少数の銘柄が牽引する傾向が強い。満遍なく多くの人が幸せになる相場ではないようだ。 大木
2024.02.09 第一生命、ベネワンを買収: まず、先手を打ったエムスリーの方が第一生命より先見性がある。 また、第一生命の高いTOB価格にエムスリーは付き合わず。エムスリーの厳格な企業価値算定姿勢が垣間見れる。 エムスリーの方がエクセレントカンパニーに見えるのは、私だけ? 大木
2024.02.09 ENEOS上限500億円の自社株買い発表: でもこの会社3兆円も負債があるよね。 この点に、東証が依拠する「資本コスト」理論の限界が見える。 資本コスト理論では、株主資本コストが負債コストより高いから、資本は減らすほど良くなる。それでいいのか? 財務担当さん、負債軽減が先なんじゃない? 大木
2024.02.09 弊社HPに、私の新たな動画をアップしました。 題して 「自社株買うなら金をくれ」 です。 これからも様々なテーマを取り上げます。取り上げて欲しいテーマがあれば、是非ご意見頂ければ幸いです。 大木
2024.02.06 今日2月6日は、トヨタと三菱重工の上方修正、KDDIによるローソンTOB、三菱商事の10%自社株買いと、大型銘柄の存在感が際立つ日になった。 こうした動きを見ると、もはや日経平均最高値38915円の更新は、通過点の一号目くらいにしか見えない。 恐らく2-3年後のターゲットは50000円になるだろう。 大木
2024.02.06 澤上篤人氏が「暴落ドミノ」を出版。「今は売り時だ」とも。 本当にそう思うなら、あなたが創設した投信を持ってる人に、解約売りを勧めたら? 同じファンマネとして言うと、彼の意見に私は全く同意しない。 私の投信・ファンドを保有の皆様。私の日本株強気見通しは変わらないのでご安心を! 大木
2024.02.02 芸大卒展: 人混みに驚く。芸大ブランドは凄い。 一方でこの人たちの何割かでもプロの芸術家の展覧会に足を運び作品を買って欲しいと切に思う。 芸大学生のレベルの高さは感じるが、やはり人生を賭けたプロとの差は歴然。 机上の空論で投資ごっこをしてる人とHFのファンマネとの差に似てる。 大木
2024.02.02 東証のPBR1倍要請やそれに伴う企業名公表は「大きなお世話」の領域に入りつつある。 資産価格の評価方法は企業毎・会計基準毎に様々で、資本コストを「科学的に」計算することなど不可能。 プロ経営者に対し経営センスのない学者が課題を出してるようなもの。 私が経営者なら非上場を検討する。 大木
2024.02.02 パッシブやETFは、福袋売場のようなもの。 全体としては必ずしも良い物・欲しい物は入ってない。 私が運用しているようなアクティブ投信は違う。価値ありと思う物だけ選ぶ。 現在の運用環境は良好だが、住友化学やあおぞら銀行等を除くだけでも投資効果は出る。アクティブの存在価値はまだある。大木
2024.01.31 イトーヨーカ堂、早期退職募集: イオングループとセブン&アイの長年の対決に勝負がついた瞬間。 厳しい言い方だが、セブン&アイはイトーヨーカ堂も西武百貨店も再生できず国内セブンと米国コンビニ頼みの単品経営。 イオンは、自主海外展開も含めたグループ複合経営。 大差がついた感が強い。 大木
2024.01.29 今の大型バリュー株が先導する相場から明らかな通り、私は企業の「選択と集中」戦略は誤りだと思う。 アイフル創業者の福田吉孝会長が述べておられた「重複と拡散」戦略が妥当だと思う。 ポートフォリオ理論では「分散」が是とされる中、事業経営で「集中」を是とする論理的説明は困難であろう。
2024.01.28 ニデック: 株式市場での評価急落が甚だしく残念に思う。 ところで私は「日本電産」という名前が好きだったので「ニデック」への社名変更にやや疑問を感じている。 社名変更、社長交代、IR担当者交代などが会社の転機になる事はよくある。 ニデックの画数が12画とあまり良くない点も気になる。 大木
2024.01.23 最近の資金フロー: 個人は日本株より海外株志向が強い模様。 でもね…外国人投資家は今、かつてない程に日本株に注目して買ってるんだよ。 その確固たる理由が存在すると私は思うよ。 日本株を避けて専ら外株投資をしてる方々は、何か見落としてないか? 日本の人と企業をもっと信じよう。 大木
2024.01.23 本日、BSテレ東の「日経ニュースプラス9」(20:54〜)に出演します。 本日、BSテレ東の「日経ニュースプラス9」(20:54〜)に出演します。 よろしければご覧頂ければ幸いです。 大木 #日経ニュースプラス9 #BSテレ東 #ファイブスター投信投資顧問
2024.01.23 本日(1月23日)の日経「春秋」 人と競わず、何も見せびらかさず、ただ自分を満たすことの重要性を痛感させる好コラムだ。 承認欲求の強い現代人は人に認められないと満足できない。しかし、その満足は他人に依存している。 自力で「人生の満足」を得られる人が、真に自分の人生を制御できる。
2024.01.17 日本株は、少し上昇すると「年金」のウエイト調整の売りを喰らいやすい 自国の株の保有割合をガチガチに25%に縛る意義は既に薄れていないか? 政治家の方々が、本当に資産立国を目指すのであれば、まずこの点を再検証し、場合によっては、日本株のみ+5%を認めるなどの柔軟な措置が必要と思う。大木
2024.01.08 コスモが本社移転: 建替えの浜松町ビルディングには就職活動の思い入れがある。コスモさんには入社一歩手前まで行っていた。結局、興銀に入社したが、コスモさんの皆様は良い人達ばかりで心よく送り出して下さった。 流れた歳月の長さを感じつつ、当時の同社人事の方々がお元気な事を祈りたい。
2024.01.05 新リース会計適用延期: 借手がキャンセルできず概ね物件価格の総額を支払うファイナンスリースは、実質的に購入と同視できるから借手のBSにオンバラするのは合理的。 だが不動産賃貸を含むオペリースの原則的借手のオンバラ化は乱暴にすぎないか?最近のIFRSは理念先行で理解困難になりつつある。 大木
2024.01.04 日経ヴェリタス市場アンケート 日経平均株価40000円予想で強気だとよく言われる。その見方に間違いないが、唯一の懸念は「強気の人が多いこと」。昨年は、市場の前代未聞の「総弱気」が、私の年始強気の一背景だった。 一方で、今年は「総強気」の予想通りに上がる可能性があるとも思っている。 大木